トラットリアとは

トラットリアとは、非常にリズミカルなリズムの有る言葉の響きを感じますが、どのようなものなのでしょうか。
トラットリアとは、イタリア料理でもリストランテのようなコース料理を提供する本格的なレストランではなくて、もっとこじんまりした大衆向きのレストランのことを指します。さしずめ日本でいうと、大衆食堂や居酒屋のようなものでしょうか。つまり気さくに親しみを感じながらお喋りでもしながら料理を楽しむことができる場所なワケです。

自分がどのような料理を楽しみたいか

日本でも、高級な会席料理を楽しむとなると、普段とは違った面持ちで挑むものでしょう。イタリア料理でも同じで、様々な区分けがあって、自分がどのようにして料理を楽しみたいかを考えて、店舗を選ぶ必要があります。
トラットリアは、前述の通り大衆食堂や居酒屋のようなものです。まあ、日本ではトラットリアといってもイタリア料理を食べようと思ったらそれなりにお金が掛かる場合がほとんどですが、それでもリストランテで高級なコースを楽しむのとはまた違ったものであるという理解が必要となります。トラットリアは、日本でも本場のイタリアでも、気軽に力を抜いて料理を楽しむものです。日本だとトラットリアでも値段がそこそこするために勘違いしがちですが、変に力をこめすぎると、恥ずかしい思いをすることになるかもしれませんよ。

トラットリアの本来の意味

トラットリアは、イタリアでは本来、旅行中の人を対象とした旅籠屋でした。それが後に料理も提供するようになり、今の形態となったのです。ですから昔はそれこそ郷土色豊かで、イタリアの大衆料理、郷土料理そのものであるものが供されていたわけです。日本でトラットリアを名乗る場合は、ちょっとオシャレ感を演出しようとするために、どうしても洗練されてしまいます。ですが、本来のトラットリアは、それこそ飲み屋街の裏街道にある怪しげな店のような感覚であったのです。ですから、トラットリアでゲテモノが出てきたとしても、店主は分かっているな、という通の目を持って楽しみましょう。
まあ、本来の意味のトラットリアは何が出てくるか分からないようなところですが、日本のトラットリアはやはり洗練されていますので、心配は要らないかと思いますが、本来の意味合いの強いトラットリアというのも日本にあっても面白い気がします。